犬が餌をたべなくなったとき、原因はどういうことが考えられるでしょうか。
若い犬であれば、好き嫌いなどのわがままもあるかもしれませんが、
老犬であればほとんどの場合は病気や老いによることが原因となるようです。
まずは病気かどうか、病院を受診しましょう
口内炎だったり胃腸炎、腸内寄生虫などのほか、肝炎や肝硬変、腎盂炎、フィラリア症など
さまざまな病気がありますが、犬は自分で「ここが痛い」などと訴えることがありませんので
まずは病院で検査してもらうことが第一です。
年を取って食が細くなることももちろんありますが、
えさを食べなくなる前と比べて、
急になのか徐々になのか、
元気があるのかないのか、
犬は病院を嫌がって精神的な負担になる場合もありますので
様子を見つつ、でも動けるうちに病院を受診することをお勧めします。
何日も食べなくて大丈夫なのは、もともとの蓄えのある若いワンちゃんです。
老犬の場合は、あまり何日も食べないのは体力を消耗するばかりです。
水分だけはしっかりと取らせ、
早めに獣医に相談するなり、可能であれば往診をお願いし
診てもらうと良いでしょう。
えさの与え方いろいろ
ドッグフードやいつものごはんをそのまま与えるのではなく、
食べやすいように工夫してあげる必要があります。
ミルクでふやかしたり、ミキサーでペースト状にするなど、
飲み込むのがやさしくて、消化の良い状態であげるとよいでしょう。
たとえば
○犬用の粉ミルク
○鶏のささみなどの小さく割いたもの
○おかゆをすりつぶしたもの
○これまで好んで食べていたものをミキサーにかける
○ドッグフードをお湯でふやかす
○ミルクや液状にしたものをスポイトで口の端から入れてあげる
吐いてしまうようであれば、体力が落ちてしまうので、
病院で点滴を打つなども必要になるでしょう。
病院で問題ないと言われたら・・・
獣医の診察にはかなり幅があるといわれています。
経験や腕はなかなかわからないものですので、
心配なときは普段のかかりつけだけでなく、
別の病院のセカンドオピニオンも聞いてみましょう。
病院にいくつもかかるのは容易ではありませんが、
信頼できる診察をしてもらえるかどうかは
なかなか一軒の病院だけでは判断できないものです。
「本当にこれでいいの?」と思うときは
迷わず別の病院にも相談してみましょう。
まとめ
ここまでずっと一緒に暮らしてきたワンちゃん。
15年も経てば、いつわかれのときがきてもおかしくないかもしれません。
家族として、最後まで納得のいくライフを一緒に送りたいですね。
あなたの大切な家族が、また元気になりますように。
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