他人から引き継いだり、
送られてきたエクセルファイルで
使っていない部分のセルがグレーになっていることって
ありませんか?
使っている部分だけが白くて
グレーの部分はまるで台紙のように
区別されています。
これはどうやってやったのでしょうか?
設定方法
たとえば、下のような表を作成したとします。
1、まずは使う部分を選択します。
A1セルからD9セルを使っているので
A1からD9まで範囲指定してください。
(A1にカーソルを置いて、そのあとシフトキーを押しながらD9をクリックすると範囲指定できます。)
こんな風に選択した範囲の色が変わりますね。
2、ページレイアウトのタブの中の、印刷範囲設定で「設定」します。
3、表示タブの改ページプレビューをクリック。
これで使っていないセルがグレーになりましたね。
もとに戻すには?
逆に、セルを全部白く戻すには、
表示タブ標準モード(二つ隣にあります)をクリックするだけで戻ります。
使う範囲を広げるには?
解除してから設定しなおす方法もありますが、
簡単なのは
単純に広げてしまう方法です。
やり方は
縦(行を増やす)なら、
カーソルを範囲指定した一番したの行の下の端にあわせると、
上下向きの矢印 ↕ が現れますので、
これを下に必要な行数分ドラッグ(クリックしたまま移動させる)だけです。
横(列を増やす)なら、
カーソルを範囲指定した一番右の列の右端にあわせると
左右向きの矢印 ⇔ が現れますので
これを右に必要な列数分ドラッグするだけです。
縦横に広げるなら
カーソルを範囲指定した右下の角に合わせると
斜め向きの⇔が現れるので、
必要な分だけドラッグするだけで広がります。
もちろん、
範囲を小さくするなら逆にドラッグするだけです。
グレーのところは印刷されない!
印刷範囲を設定したので、
当然、グレーのところは印刷されません。
つまり、グレーのところに覚え書きのようなメモなどをインプットしておいても、
印刷されないということです。
いちいち印刷のたびに範囲指定する必要がないので、
決まったフォームの書類には
とても便利な機能ですね。
まとめ
エクセルにはさまざまな便利な機能がありますね。
便利な機能を使うと、
小さなことかもしれませんが、
業務が効率化していきます。
印刷範囲指定も、毎回印刷のたびに指定しているより、
とっても便利ですよ。
間違って全部を印刷してしまうこともなく
紙を無駄にすることもありません。
「セルからはみ出てしまう文字を改行して一つのセルにおさめるには」
なども、よろしければご参考にどうぞ。
さらに上級テクニックの「ピボットテーブル」に挑戦する方は、
私がはまったエラーについて書いたこちらもご参考にどうぞ!(笑
(エラーになったときにご参考にされてください!)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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