そうめん と ひやむぎ
似ていますが、何が違うのかと問われると、なかなか明確に答えられない方が多いのではないでしょうか。
違いは何?
どちらも乾めん類ですが、
乾めん類には
「そば」「うどん」「きしめん」「ひやむぎ」「そうめん」
があります。
大雑把にいうと「そば」は、そば粉を使用していて、
「うどん」「きしめん」「ひやむぎ」「そうめん」は、
めんの太さの違いによって分類されています。
そうです、答えは「麺の太さ」だったのです!
乾めんの太さの定義(基準)とは
うどん= 直径1.7mm
きしめん= 幅4.5mm以上 厚さ2.0mm未満
ひやむぎ= 直径1.3mm以上 1.7mm未満
そうめん= 直径1.3mm未満
となっています。
ちなみに、そばには太さの定義(基準)はありません。
乾めん 雑学その1
乾めんは、以前はすべて手作り(手作業)でしたが、現在ではいろんな工程に機械が使われています。
手作業の製麺でも、「手打ち式」と「手延べ式」があります。
機械製めんは「乾めん類」と呼び、手作業の麺は「手延べ干しめん」と呼ばれています。
乾めん 雑学その2
そうめんの日をご存知ですか?
7月7日、つまり七夕の日ですが、この日がそうめんの日となっています。
たなばたにそうめんを食べると、願いが叶うといわれているとか!?
七夕の日にはそうめんを食べて、大切な人にもそうめんを贈りましょう。
織姫と彦星のように、願い事が叶いますように☆
乾めん 雑学その3
ところで乾めんの太さが基準となっているとのことですが、
一本一本測るのでしょうか!?
計測は、一寸の幅(約3cm)にめん線が何本ならぶかでおこないます。
ひやむぎであれば、18本から22本、
そうめんであれば、24本以上
なるほど!合理的な計測方法ですね。
今度、誰かが「そうめん」と「ひやむぎ」って何が違うんだろうって聞いたときには、
ぜひ教えてあげてくださいね!
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