赤ちゃんにはちみつを食べさせてはいけないと
聞いたことはありますか?
ハチミツにはボツリヌス菌という菌が存在しますが、
赤ちゃんがこのボツリヌス菌を食べると
ボツリヌス菌の芽胞を摂取することになり、
芽胞は乳児の体内で発芽し、
ボツリヌス毒素を作り出してしまうのです。
乳児ボツリヌス症って、どんな症状が出るの?
乳児ボツリヌス症は、
便秘の症状が続き、
泣き声が弱々しくなっていきます。
その後、筋肉の麻痺や全身脱力が見られ、
呼吸麻痺といった命にかかわる病に発展してしまいます。
ただ、
発症したら100%アウトというわけではありませんので、
便秘が続いたり、
元気がなく食欲が落ちてきたりしたときは
すぐに医師に相談し、
早めに対処しましょう。
誤って食べさせてしまったときはどうすればいい?
食べさせてしまったからといって、
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すぐに慌てて病院に駆け込む必要はありません。
乳児ボツリヌス症かどうかもわからないうちには
何もできることはありません。
毒素の潜伏期間は長く、3日から30日かかるといわれていますので、
まずは様子を見てみましょう。
様子が変だな、便秘が長く続くなと思ったら、
医師にハチミツを食べさせたことも告げて相談しましょう。
これまでにも国内で何件かの乳児ボツリヌス症の発症例がありますが、
治療によって治癒しているケースもあります。
まとめ
乳児ボツリヌス症は、はつみつが原因となった例があり、
ハチミツ=乳児ボツリヌス症
と思われていますが、
かならずしもハチミツだけが原因ではないともいいます。
ハチミツ以外では、黒糖やコーンシロップなどもNGとされていますので、
甘味料として原材料に含まれていないか、
確認してから与えるようにしましょう。
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